気候危機を考える大学生と一緒にまわる再エネ見学ツアー🌞
今日の担当 ✏️伊礼
1ヶ月以上前の話ですが、、、
気候危機を考える再生可能エネルギー見学ツアーにお邪魔してきました🙌
川崎周辺に住む民青同盟の学生さん7名が集まり
かなごてファームのソーラーシェアリング2号機@桑原と
松田町木質バイオマスセンターを見学してきました✌️
ソーラーアシェアリングでは
初めてソーラーシェアリングという言葉を聞く学生さんに向けて 「まずソーラシェアリングとはなんぞや」という基本的なことから
元は耕作放棄されていた桑原の田んぼが
田んぼだけでなくソーラーシェアリングとしてグレードアップして蘇った話だったり
今の農業がどれだけ持続不可能なものになっているか。
かなごてファーム社長小山田がなぜ再エネを始めようと思ったのか。
気候危機はもちろん、生活を下支えしている農業が直面している問題を取り上げ、、
木質バイオマスセンターでは
CO2を排出する木質バイオマスは本当に環境に優しいのか?
またまたカタカナの専門用語「カーボンニュートラルとはなんぞや」という話や
地元産の木材が他県より少し価格が高くても買わなくちゃいけない理由や
健康福祉センターにボイラーが設置されるまでに起きたリアルな大人たちの利害関係問題。
人口1万人の消滅可能性都市である松田町がSDGs未来都市に選ばれた話。
などなど、、、
環境問題に取り組むのになぜ政治、経済が関わってくるのか。 農家として、再エネ発電者、経営者として色々な問題と向き合う小山田大和さんの話を聞いてきました。
そんな話の中でも私が1番驚いたこと。
お米の原価って1俵8000円しかしないんだって、、
1俵は60kg。スーパーでよく買う5kg米はだいたい2500円。 2500円×(60kg/5kg)で定価は30,000円くらい。 3分の1にもならないのか、、😢
苗を植えて、草むしって、稲刈って1年かけて
それで1万円にならないってどうかしてる。
時給に換算したら、、って考えただけで農業だけじゃ生きていけないのがよーくわかりました。
あとあと注目すべきなのは学生さんの視点👀
大学生の貴重な日曜を返上してまでもツアーに参加するだけあってやっぱりどの学生さんも環境、政治問題への関心が高い!
ツアー最後の感想ではひとりひとり違った目線から話を聞いていたのがよく伝わりました。
そこで参加者のひとりである学生さん
労働問題を大学院で学んでいるちひろさんの感想をご紹介します👀
「社会福祉は経済的な社会弱者を対象とするけど、
そこにばっかり目をやらないで総体の利益を伸ばすことを目指すことが大事だと思います。
政治って遠いものに感じるけど、いろんな人の利害を一致させて最小公倍数を取る。
つまり、利害関係の帳尻合わせ。
自分達の生活と政治は結びついていて、政治っていうのは身近にあるんだなと思いました。」
きっとこのツアー以外にもたくさんの現場を見てきて
社会に存在する問題に立ち向かう人たちにたくさん会ってきたことが伝わってきます。
私は農業が抱える問題が気候危機への打策につながるという話に関心を持ったけど
ちひろさんは政治面から気候危機を考えていて
しかも、言いたいことを言語化できててすごいなって純粋に思えました。
また来て欲しいな、、今度はツアーじゃなくて一緒にお米づくりやりたいなって思います!!
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