田植え2日目　ー2022年6月4日(土）ー | 行政書士としての経験を持ち農家の再生事業にも取り組む専門家として小田原にて活動中

中嶋🖋

急遽開催した2日目の田植えが終了しました。

今回の田んぼ、1週間前は耕作放棄地でした。

今年はもうその田んぼやらないから…という農地を1週間前に引き受け、何とか田んぼに戻し、田植えまで出来ました。

農業・お米づくりは本当に大変で、お金にならないし、高齢化も進んでいる、という状況の中、皆止めていってしまう。

それが現状です。

都会で暮らしていては、今は食べ物が当たり前のように買えてまだそこまで実感は湧かないけど、自分達の状況がどんどん不安定で危険な状況に向かっています。

自分達が生きていくのに必要な食糧を自分達で作れない、という状況。

この状況を変えるために、わざわざ農地を引き受け、お米を作るのです。

ただ、

さっき「農業は大変でお金にならない」と書きましたが、 実はそれ以上に面白く、新しい状況へと、変わって来ている気がします。

僕と同世代の若い人達が、今の社会の歪みみたいなものを感じて、小田原かなごてファームへやってきます。

気持ち良く晴れた日、

みんなで農作業をして良い汗をかき、

そこで新たな人との出会い・交流があり、

一緒に風呂に入り色んな話をして、

みんなでご飯を食べる。

すごく楽しいし、人間らしい生活だな〜と感じています。

お金のため、安定のため、と考えて、都会で仕事に追われ、疲れているくらいなら、

その状況から抜け出し、自然溢れる田んぼへ来ることをお勧めします。

そういう生活こそ、実は、安定・安心で豊かなものなんじゃないでしょうか？