箱根で感じたこと 小山田大和行政書士事務所

query_builder 2021/09/14
ブログ
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日曜日は夕方から、と、月曜日。

 

たっぷりととある箱根の旅館に行きました。

 

僕は、一人で、自分の時間を持つことが実は昔から好きで、大学時代は一人旅を毎回の休みごとに行って、日本全国を旅してまわりました。


そのくらい一人が本当に好きです。最近はなかなか一人になれないので、努めて一人になろうとしています(笑)。

 

で、私が最近、商売をさせてもらっている「箱根」に行ったのですが。。。

 

お目当ては「温泉」です。

 

私が泊まった温泉は「大涌谷温泉」と地下源泉の混合湯でした。

 



24時間利用可能な貸し切り個室があって、温泉としてはとても満足しました。

 

貸し切りの個室温泉は無料ですし、朝食のバイキングがついて


一泊6000円


でしたのでかなり安く泊まれました。

 

私は別に、第一義的には温泉があればよかったので、それにこの値段ですからね。


コスパがとてもよかったので大満足なのですが

 

箱根って、日本有数の観光地で、2000万人も観光客が来る割には

 

センスがよくない

 

そう、私は感じるのです。

 

6000円ではなかなか難しいとはもちろん思うので、そんなことは言えないのですが

 

バイキングを食べていて

 

笹かまがわさび漬けと一緒に置いてあったのですが、

 

なんで、小田原の蒲鉾を置かないのかな?置くなら板わさでしょ?

 

とか、心の中で突っ込んだし

 

今日のご飯のコーンポタージュは、たぶん、メイトーのパックに入ったスープをあっためただけだろうな?とか思ったり

 

梅干しも何で、小田原の曽我の梅干を置かないのか?

 

ごはんも、おかゆも、なんで、地元のお米でやったりしないのかな?

 

とか、思うわけです。

 

そんな、6000円で泊まって、そんなこと言うな、ということはもちろんあるのですが、

 

そういう、些細なところに気配りが出来ると、さらにいいな、と思いました。

 

この前、箱根に行った時にも思ったのですが

 

箱根って、


地産地消っていう概念が希薄


だな、と思います。

 

地元の経済界のドンである商工会議所の会頭は小田原・箱根、商工会議所で箱根も見ているわけですが、

 

散々、地産地消とか言っているけれど、全然、その方針が細部に宿ってないな、とも思います。

 

いいこと言っているのにもったいないよな。

 

もっと、会頭が言っていることを「その通りだ」と感じて何でやらないのか?

 

はっきり言って、この方のやっていることが全ていいとは言わないけれど、


しかし、小田原の経済人の中では突出していいことを言っていると思います。


まあ、私の師匠ですからね(笑)


許せないと思うこともあるけれど、まあ、それは今日はおいておいて(笑)。

 

僕が一番感じたのは


オレンジジュース

 

なんで、


みかんジュース、


にしないのか?

 

ここに、「おひるねみかんジュース」のディスプレイがあったりしたら、間違いなく飲むだろうに、



と思うけれど

 

なんで、こんなオレンジジュースを飲まなきゃいけないんだろ?

 

箱根に来て、宮城の名産の笹かま、とか、どこにでもあるオレンジジュースとか、


どこにでもある梅干しとか、どこにでもあるごはんとか、


そういうものを求めているんじゃないと思うんですよね?

 

全てが出来なくても、ジュースとかお米くらいは地元を使っていますとか、出来ると思うんですよね?

 

コスパの問題もあるけど、そういう所にぜひこだわれる「箱根」全体であってほしいと思うし、そういう空間にこそ、人は感動します。




こんな素敵な場所なんだから。

 

僕はここ数年はいつも函館で静養していましたが、


私がお気に入りのホテルは


ラビスタ函館

センチュリーマリーナ函館


ですが、ここは、本当に温泉も、料理も素晴らしいですね。


ラビスタは最近、感動がなくなって来たけれど、しかし、一言でいうとできうる限り「地産地消」にこだわっているのです。

 

良くあるサバの焼き物とか(もちろん、箱根にもあったけど)もあるんですが

 

是非、小田原の干物、小田原のお米、小田原の蒲鉾、小田原の梅干、小田原のみかんジュース、


そういったものを使ってほしいですよね?

 

それから、エネルギー(電気の事)についても一言。

 

温泉は沸かし湯であれば、ボイラーを加温しなければいけません。


そういう時に、箱根の山々に植林してそれっぱなしの木を活用して、


熱を供給しよう、


とか、何でならないんだろう?


とすごく思います。

 

それが出来なくても、


うちの旅館やホテルは全て再生可能エネルギー由来の電気を活用しています、


という旅館やホテルが何で出てこないのか?それが新しい価値になるってことをなんで気づかないのか?

 

例えば、箱根湯本にある豊栄荘(ほうえいそう)さん。


ここは木質バイオマスボイラーを導入しています。確か、チップボイラーだったかと思います。


見たことはないのですが、そういう仕掛けがお客様を呼ぶんだと思います。

 

これも小田原箱根商工会議所は、


やれ気候変動対策だ


とか言って、会頭が、いいこというんだけど、また、勉強会もやるけど、


全然、会員が、いうことを聞かないというかやらない。

 

笛吹けど踊らず


ですね。


もはや、勉強会をやることが目的化してる感じもします。


やるなら、私とか呼んだら?


小田原市長選挙の後遺症で全く呼ばないもんね(笑)


意味がないとはいわないけど、なんでこの人選なの?なんて思うときもあります❗


実戦力

実践力


って点では私はこの地域では誰にも負けていないという自負が、このエネルギー、環境分野ではあります


それを呼ばない、呼べないのは、口先ばかりで実践が所詮は伴わない。だから、勉強会はやっても誰もやらないんです。


みんな本気じゃないもの。


環境やエネルギーの分野はね。



箱根っていうブランドは世界にも日本にもかんたるブランドなんです。


でも、そこにあぐらをかいていたら、いつも同じジャンになる。

 

世界が求める脱炭素、SDGSそういったことをさりげなく、当たり前にやれてこそ、


文化の発信基地たる箱根


の果たすべき役割だと私は思います。

 

そして、偉そうなことを言ったって、小田原の私たちは箱根という商圏で飯を食わせてもらっているわけです。

 

そうならば、この箱根というブランドを更に高めるために色んな提言をしていこうじゃないですか?

 

うちが、耕作放棄地対策でやっているソーラーシェアリングの電気を例えば、とある旅館、ホテルに届けるなんてことは可能なのです。


そうやれば、自分で電気を作らなくても、電気を作っているところからエネルギーを調達して使っていることを宣伝できます。


二酸化炭素を一切出さない電気でうちの電気はお客様に提供しているということが「強み」になり、


その空間で「おひるねみかんジュース」を飲むなんて言う価値こそが、


お客様に提供する上質な空間の提供となるんだと。それが箱根は出来るのです。

 

何なら、箱根は、実は小水力発電のメッカだってほとんどの人は知らないでしょうが、そうなんです。


その電気はみんな、東電が持って行っちゃってますが、だったら、東電に掛け合って、その電気を供給してください、と今はやれるようになってるんですよ。

 

それこそ、地元の新電力である「湘南電力」さんにも聞いてみればいいのです。

 

箱根でも、食べ物やエネルギーの地産地消を進めて、


その価値+箱根ブランド


で更なるレベルアップを、


そして、そういう暮らし方がかっこいいと思ってもらうような空間の演出を作ることが出来るんじゃないか?

 

そこ、目指してほしいですね。

 

そう感じました。


因みに、宿で飲んだ酒は


井上酒造さんの箱根山ならぬ、箱根山とおひるねみかんが作りました


日本酒推譲



でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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