疾風に勁草を知る 今までの到達点&集大成
農家カフェSIESTAと小田原市の曽比でのソーラーとシェアリングの建設をもって、
一つの、今までの、東日本大震災以降の私の取組の一つの形が完成した、と言えます。
いわば、今、考えうる最大限の到達点であり集大成である、と思っています。
この10年、東日本大震災と原発事故をきっかけに、エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議に参画して、
自分なりに様々な勉強をして、そして、今日、小田原カナゴテファームの経営を引き継ぎ、社会起業家であり経営者に名実ともになりました。
先月の12月というのは、ソーラーシェアリングの建設と、農家カフェの建設の両方を同時にやらなければならなかっので、
正直、お金の面と気疲れというか、ものすごいプレッシャーであった、という意味では、ものすごい重圧と緊張感でした。
ソーラーシェアリングの全国初の取組と農家カフェがまがいなりにも出来たこと。
とても感慨深いものがあります。
正直、かなりきつかったです。
加藤憲一前小田原市長は、そのことを知って私に
疾風に勁草を知る
(加藤さんが色紙の話をしてくれた場面)。
とても有難い言葉だと私は思いましたね。
そんな意味では、小田原市長選挙以来、見舞われた困難をものともせず、逃げずに、真正面から立ち向かって、
こうして、ソーラーシェアリングと農家カフェを開店できたことは私にとっても大きな誇りと自信になりました。
何より、本当に多くの皆さんが、このカフェ建設に力を貸してくれました。
ある人は労働力で、ある人はお金で、ある人はみかんジュースを買ってくれて、
ある人は食器を寄贈してくれたり、ある人はこんな素敵なメニュー表を手作りしてくれたり。
思い出すだけで涙が出てきます。
一切のお小言も言わず「小山田被害者の会」の事務局長としてカフェ建設に携わってくれた高橋さん。
ちなみに会長は私の人生の師、副会長は川久保和美さんと井上酒造の井上さんです(笑)。
料理の監修と実働をしてくれたビーンズビレッヂの春成さん。
自分自身も困難を抱えながらも献身的に支えてくれる金城君、斎藤君。
神馬さんや西川さん佐伯さんにも感謝しないと。
そして、本当に困ったときに救いの手を差し伸べてくれた我が父。
しいて言えば、今日、こういう生き方を私に示してくれた、人生の師である人と、このオープンの場で共に祝いたかったな、というのは正直なところありますね。一応、メールはいれましたけど、来られませんでしたね。お花は届きましたが。でも、今は、それが出来ない。
本当は僕だって、皆と仲良くやりたいですよ。でも、誇りの問題もあるからね。今はまだ、それは出来ない。やっぱり、もう少し時間が必要だと思うのです。でも、目指している所は同じだから、いつか、いずれ必ず、道が交わりあう時が来ると思っています。
それまで、私もソーラーシェアリングや農家カフェを潰さないように全力で取り組んでいきたいと思っています。
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